旅小亭

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ファイアーウーマン纏組(PS版)について ➁プレイ時のあれこれ

 

プレイ時の感想等を記述していきます。攻略情報はほぼありませんのでご了承ください。※ネタバレを含む内容となりますのでご注意ください

 

初回プレイ時の名前は、喧嘩が得意→武道家という事で何故かグラッ〇ラー刃牙に登場する人喰いオ〇チこと〇地独歩と命名。序盤から不良共にボコボコにされ半ば強制的に纏組に。いきなりあだ名を聞かれてびっくりした。白鷺学園の中を自由に駆け回り、女の子や部員、先生たちに話しかけるというガンパレに似たスタイルに最初から心を奪われる。最初は学園内マップの存在なんか知らなかったから、律儀に移動していたなぁ…。恋愛シミュレーションゲーム特有の登場イベント等が無く、マップ上で普通に立っているキャラに話しかけて知り合いになるというのは割と珍しいなぁと感じながらプレイしていた(各キャラとも話しかけなくてもしっかり登場イベントを通して知り合うことが出来ることを知ったのは大分時間が経ってからだった)。

初見の印象では穂乃果、まどか、美幸ちゃんの三人が好印象だったのだが、ときメモ2の白雪姉妹が大好きなので初回は橘ひかりさんボイスの穂乃果狙いで頑張ってみることに。数少ないWEB上での情報によると空手部と拳法同好会の技が強いとのことだったので、この二つを中心に序盤は部活を行う。また菜園部も期間限定ながら素早く体力を上げられるとのことだったので積極的に菜園部に参加する。実際、不良戦では旋風脚は必要不可欠だし、拳法同好会の技は技の出るスピードが速くタイマンでは非常に頼れる。空手と拳法の奥義までの5種類の技×2と、合気道部の当て身投げ、ひろみから習得できる纏フィールドがあれば一対一の喧嘩では殆ど困らない。纏会以外の喧嘩イベントでは負けることなく、順調に進めていく。

技の習得後は穂乃果の所属するおやつクラブや美幸ちゃんの所属するテニス部に参加しつつ過ごしていくが、ときメモ2と同じく修学旅行で穂乃果との仲が進展する。穂乃果が繁華街で他校の生徒に絡まれたのを助けるイベント、「ぶちのめす」の選択肢も相まってすごく好き笑。お土産を渡す相手にまどかを選んだらまどかも赤面、ときめき状態に。2学期は白鷺祭があったり、まどかに料理?や毒キノコを食べさせられたり、ケガした美幸ちゃんを何度もおんぶしてあげたり、穂乃果と一緒にお菓子作りに励んだり、楽しく過ぎていく。そして3学期、菜園部でまどかと穂乃果の密談を聞いてしまう。この時点ではまだフラグは残っているかもしれないけど、まどかに屋上で穂乃果が好きかの質問にどう応えればいいのか未だによくわからない。「はい」でも「いいえ」でも微妙な反応されるし…。このイベントのせいでまどか攻略は不可能だと感じたので、穂乃果か美幸ちゃんかの2択に。と言ってもセーブして両方のエンディングを見たので、初回は穂乃果と美幸ちゃんのW攻略で終了。まどか攻略が後味の悪い結果になった部分は消化不良気味だが…。初回はこっ恥ずかしい曲としか感じていなかったけど、エンディングはかなり名曲。ブルブレのテーマソングと同じで、聞けば聞くほど好きになるスルメ曲だと思う。余談だけど、穂乃果EDの一枚絵の腕の構造がヤバいことになっているのがすごく気になる笑。穂乃果は橘ひかりさんボイス演じる内気少女キャラということで、やはりときメモ2の美帆さんに近いものを感じた。彼女とのストーリーは、何回も慎輝郎や不良たちから助けてあげたりする中で主人公に惹かれていくというこのゲームの目的に最も沿ったシナリオだったと思う。いつでも来てくださいねと礼儀正しかったり、引っ込み思案なのかと思いきやたまには誘ってくださいねと積極的になったり表情豊かな面もある。一番好きなイベントは、穂乃果が屋上で風に髪をなびかせているドット絵と、この学校に入学して病弱だった自分にまどかという親友が出来た、色々な人と友達になれた、そしてこの春の卒業式では勇気を出してみたいと主人公に告白するというイベント。あまり上手く語れないが、自分を支え変化させてくれた周囲の人々への感謝の想いや、告白への強い決意が感じられる素晴らしいイベントだと思う。彼女のキャラテーマはこのゲームのBGMの中で一番好きで、音楽部の部長の言う通り可憐な中にも強い決意を秘めた穂乃果に相応しい名曲だと思う。美幸ちゃんは、テニス部の美幸という事でこれまたときメモ2のに登場する紫髪の不幸娘か?というのが第一印象だった笑。個人的にビジュアルはゲーム内で一番可愛いと思う。

 

ブルーブレイカー同様初回プレイでこのゲームの魅力に取りつかれ、さっそく2周目に突入。摩子と花奈狙いで行ったのだが技の引継ぎ方法を知らなかったので1周目と同じように空手部と拳法同好会に参加。だが学力が低いせいなのか中々二人以外がときめかない。加えて期待していた花奈がそれほどツボに来なかったので、別データで改めて2周目へ。やり直しの2周目、ここでの狙いはひろみ、由宇さん、なにかと纏組に敵対してくる委員長キャラの玲子ちゃん。初回では一度も挨拶もしてくれないほどに険悪な仲で、イベントで助けてあげても一緒に帰ってくれなかったので何か特殊な条件をそろえないと攻略できないのか?と思っていたが今回は初めから一緒に帰ってくれたので一安心。不良に突き飛ばされた玲子ちゃんを助けたりする中で、敵対する纏組の一員である主人公に惹かれていくってところが堪らない笑。さらに帰宅する際に主人公を待っている間時計をキョロキョロ見てる仕草と、美術部の活動で主人公の方を見て目をそらすところ、誕生日のお返しをくれる時に照れながら主人公を呼ぶ仕草の可愛さ。2.5頭身のSDキャラの動きでキャラの魅力を演出するスタッフには本当に脱帽。由宇さんは図書館と白鷺公園にしかいないのでイベントが少ないが、かなり気に入ったキャラ。また来てほしいな…とか告白の手紙とか、高校3年生にしてはかなりの純情乙女。EDで真赤になっているのが最高に可愛い。このやり直しの2周目は纏組のゲームシステム、やりこみ深さ、キャラの魅力、個性、可愛さを知る上でも非常に印象深く、楽しむことの出来たプレイであった。

3周目は涼子さんと美加さんのW3年生と、摩子ちゃん狙いのプレイだった気がする。今のところ唯一自分が3年生になったプレイでもある。このプレイから赤い糸巻きと転生の書の存在を知って4周目以降は引き継ぎプレイになった。赤い糸巻きは会話のバリエーションが減って面白味が少なくなるので一回しか使ったこと無いが転生の書にはこの先何回もお世話になることに。プレイに関しては技の引継ぎが出来るのでボクシングとバレヱ団に打ち込んだり、空手部や合気道部の部活経験値を最大まで上昇させたり、美加先輩を攻略していたので弓道に打ち込んだりしながら、文科系も参加して周回プレイ用に部活経験値を貯めていく。

 

その後は1年生で遠足イベントを体験したり、セーブ&ロードを駆使してデートや学校生活でのイベントのCGを回収したりと少しずつやりこみを進めていく。この頃からネット上での纏組の攻略情報や動画の少なさを感じ始め、いつか自分で記事を書いてみたいという感情が芽生えていった。

 

 

次回は主人公が習得可能な戦闘技を簡単なレビューを添えて紹介していきます。